2024.01.23
ルネサンス デザイン・美容専門学校との連携による「未来の地元クリエイター育成」をテーマにしたmusuvimeメンバーによる特別講義の第4回が2023年10月23日(月)に開催されました。
第4回講師は、マリーエージェンシーのPRプロデューサー松本万里さんが登壇しました。
松本さんは、ラジオ放送局K-MIXに勤務後、広告代理店業のフリーランスとして独立され、現在では地元浜松を拠点にPRプロデューサーとしてご活躍されています。過去にはCMグランプリを2度受賞されており、PRプロフェッショナル協会からも認定を受けていらっしゃいます。 松本さんの講義は、学生さんに質問したり話しかけたりするライブスタイルで、内容は近い将来自分の役に立つであろう知識・情報を密度濃くお話されていました。
第4回特別講義概要は以下の通りになります。
● 広報PRとは
→ パブリックリレーションズ。 とりまく様々な方と良好な関係を構築。(具体例・メディアリレーションズ・SNS活用・社内報・社内イベント)
● 広報PRは推し活
→ 私がいちばんのファンである。
→ 世の中が興味を持つ情報と企業にある様々な情報と結びつける。
● SNSは人と人とのつながり(コミュニケーション)を促進・サポート
→ 一方通行の広告・宣伝ではない。
● 広報PRで大事な要素
→ 発信力 ・情報収集力 ・コミュニケーション力 ・質問力 ・客観的視点。
● 企業が求める人材
→ SNS発信ができる人
→ 広告バナーなどデザインが作れる人
→ 動画制作できる人
→ 営業資料が作れる人
● 向いている人
→ 人と話すのが好き
→ 人の話を聞くのが好き
→ 世の中の流行ってる事を キャッチする事が好き
● AIと共存する時代
→ AIではできない価値
「オリジナリティ」「 コミュニケーション」「 マーケティング力」「リサーチ力」
● 大事にしていること
→ チャレンジ精神・視野を広く・頭は柔らかく・コミュニケーション
→ 最終的にはワクワクするか・否か
● 伝えたいこと
→ アクション/知りたがりであってほしい、そして検索して
→ 学生生活は「自分は何者か?自分は何をしたいか?」を探求する時間
講義に加え、「SNSを活用して学校をPRしよう!」というワークショップも行いました。
4チーム編成で、具体的には学校をPRするための設計・言語化作業です。
講義冒頭で、購買情報源はSNSからがほぼ100%との回答だった学生のみなさんには、SNSは普段レベルで密接度がかなり高いと思われますが、広報的なポジションから設計というのは、初めてでしょうし難しい部分もあったように思います。しかし学生の皆さんは、チームメンバーとのディスカッションや先生たちのアドバイスを受けながら賑やか、かつ真剣に取り組んでいました。
就職先でSNS担当になるケースもあるようなので、今回のワークショップはまさしく実践ベースの未来シミュレーションワークだったように思います。
講義後の学生さんアンケートでは、ワークショップ、「広報PRは推し活」「広告とPRの違い」といった反響がありました。「デザインはできなくてもクリエイティブな職種はある」に響いた学生さんがいたというのは、クリエイティブな道は1つではない事をテーマにした本企画の成果と感じました。
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