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2020.08.12

「女性クリエイターの本棚 ①」ワンパターンの配色に救世主!絶妙な配色でデザインに差をつけよう!

musuvime(むすびめ)メンバーが各々のおすすめの本を紹介していくコーナー「女性クリエイターの本棚」がスタートしました。
第一回目のテーマは、「色」。配色にまつわる、おすすめの本をデザイナーとプランナー、職種も経歴も異なる2名のメンバーが紹介いたします。

 

 

織物の世界に魅せられたプランナーおすすめの一冊

 

こんにちは、プランナーの鈴木です。前職はウエディングプランナーをしていたため、ドレスや着物に触れる機会が多くありました。そのため、実は生地を見ることが好きです。

ウエディングドレスの白生地だけでも奥が深く、色・素材を見る楽しみもありますが、ドレスは洋服と異なり生地面積が多いため、女性の身体のラインに応じて見え方が変わります。
同じドレスでも全く異なるシルエットや表情を見せてくれる生地に心を奪われていました。
余談ですが、一番好きなドレスのブランドはピーター・ラングナー(Peter Langner)です。

白無垢の白の地紋、古典~現代柄の打掛などの織物も、生地好きとなったきっかけのひとつです。
静岡県西部エリア、この遠州地方にも伝統的な織物の「遠州綿紬」「ざざんざ織」が有名ですが、織物によっては希少すぎて出会うことも手に取ることもままなりません。


そんな私が出会った1冊「着物と日本の色」

うっとりするほど美しい織物の写真とともに、日本の伝統色を和名で表現しています。
この1冊は、とにかく美しすぎる織物の写真をたくさん見ていただきたいため、厳選した写真5点を掲載させていただきます。
色の組み合わせ、柄のバランス、織物全体のまとまりなど、自分では思いつかないような、あり得ないような絶妙な配色がなんとも美しすぎます。

デザイナーの方には配色の参考に。
プライベートでは自宅のコーディネートや普段のファッションスタイルの参考に。インテリアでもファッションでも、1箇所差し色を入れるだけで雰囲気が変わります。
まずはお気に入りの「色」と「織物」を見つけてお試しください。

 

 

黒色に支配された新米デザイナーを救った一冊

 

こんにちは、デザイナー2年目、気分が乗っている時は、いつもより気持ち強めにEnterキーを叩いてしまうmusuvimeメンバーの辻です。

突然ですが、みなさん何色が好きですか?
私の好きな色は黒です。

デザインをする時も、隙あらば黒を使いたくなってしまいます。カラフルなデザイン、やわらかな雰囲気のデザインなど、場合によっては、黒を封印することもあります。
1年目の頃は、あれやこれやと迷走し悪戦苦闘した結果、グレースケールに戻ってくるのがお決まりのパターンでした。


そんな私に1冊の本「配色アイデア手帖」という救世主が現れました!

めくる度にデザインイメージを広げてくれる素敵な本です。活用事例やカラーコード、配色パターンなどを紹介しながら、新しいアイデアを提供してくれます。
半年ほど前から、雰囲気の異なるランディングページやバナーのデザインを担当する機会が増え、とても助かっています。

「いつも配色がワンパターンになってしまう」という方は必見です!配色だけでもデザインの拡がりは無限大、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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