2020.09.30
はじめまして。9月より育休より復職しましたmusuvime(むすびめ)メンバーのプランナー平田です。
まず簡単に自己紹介。
高校、大学とデザイン畑を歩み、バイクのデザイン企画を経て、結婚を機にインドネシアへ。
帰国後現職に。musuvime が立ち上がる2019から1年育児休暇。
そして生死を彷徨った令和ママデビューから1年。
本当にあっという間でした。
鮮度のある今のうちに、私の育休体験記をお話ししたいと思います。
一人一つの育休スタイル。
中には、子供を連れて海外留学&子育てするママ、退職し自分で会社を立ち上げるママなどもいる多様な時代。(すごいですよね!)
私の育休は、子育てがメインのThe育休。な時間にしたかったのですが、実際のところはもがいてもがいての育休でした。
これから育休に入る方、復職される方、これもある一つのスタイルという気持ちで読んでいただければ幸いです。
妊娠中はつわりもなく順調で当たり前のように仕事ができ、プライベートでも知り合いの宣伝ツールのアドバイスをするくらい仕事大好きな私でしたが、前期破水、胎盤遺残により3,000ml越えの大量出血、敗血症の危険・・・命がけの出産を経験し、価値観がガラリと変わりました。
産後の経過も良くなく再手術&入院するなど、産まれたばかりにそばにいれない期間があったこともあり、子供のそばにいたいという気持ちがどんどん強くなっていきました。
その一方で、復職のリミットもやってくる。
もがきの始まりです。
休み前にやりきれなかった仕事のトラウマも引きずり、このまま復職しても今までの仕事のやり方はできない。向かう気持ちも違う。
どうやって働けばいいの?時間のやりくりは?卒乳だってまだなのに。
会社に迷惑かかるよね・・。
そもそも会社、社会に私の居場所はある・・?
と不安ばかりが募り、さらに職場復帰が怖くなりました。
ならいっそ、子供の近くで働ける仕事に転職しようか、仕事をやめようかと何度も頭をよぎりました。
「子供のために」が基準、そして言い訳になっていました。
そんな中、子供が立とうと挑む姿を見ていて、昨日までできなかったことができるようになるのは、偶然でなく何度も転んでは挑みを繰り返すなどの弛まぬ努力があって、1日の積み重ねで明日が変わることを示してくれていると気づきました。
改めて、子供も大事だけれど、自分は何をしたいのか?と考えはじめました。
その中で、育児を通して興味を持つようになったのは「教育」。
0歳からのモンテッソーリ(藤井聡太二冠も受けた教育メソッド)に始まり、18歳までを見越した教育新聞まで読むようになりました。
H29改訂された「生きる力をつける」新しい学習指導要領、G I G Aスクール、S T E A M教育、そしてコロナによりオンラインなど新しい学習スタイルの導入が始まった時と重なり、エコノミストの予測本にはなかった現実を経験。
子供の未来はこれからさらに予測不可能な時代になるはず・・
だからこそ、親として私も学び続けなければならない。と決意しました。
今の職場に転職した背景に、インドネシア在住中にIC Tの力のすごさを身を持って知ったことがありました。
人口よりスマホの数が多いインドネシア。若者はI C Tを上手に活用して、事業や繋がりや便利さなど様々な新しい世界を創っていました。
知らないことで可能性が止まってしまっている誰かの発信や繋がりの役に立ちたい、と思ったことがきっかけでした。
初心を思い出し、今後の教育でI C Tがさらに不可欠となる今、デメリットばかりを不安視するのではなく、親や大人がそばで守れる環境下のうちにリスクと効果的な使い方を同時に学ぶこと、身に付け活用することの一助になりたいと新たに目標ができました。
そのためには、今の職場で学ぶことがまだまだある、やりたいことがあると復職を決め、musuvimeはママになって新しい挑戦となりました。
育休中に不安にかられて本やネットで答えを探し彷徨う中、助けられた内容を少しご紹介します。
■復職後の子育てと育児への不安から職場復帰・復職に不安なママは96%。
同じように悩む方の多さに驚くとともに、世の中のママは何役もこなし、その分の不安や悩みも抱えて、それをどう解決するか動いている。前向きでたくましいママがたくさんいることを知ります。
■育休の捉え方も様々。
なんとなく育休ではなく、「子供がいても思い切り働くための準備期間」として、子育ては留学みたいなもの、と自分らしい育休の捉え方がある。
育休後のキャリア(ブランク、育児)について、母になることで諦めるのでなく、やり方を変えてチャレンジ&思い切り動くことへ繋げることはできるのだと知ります。
■令和ママという新たな時代の新たなママ像&OPEN子育て。
ウーマンエキサイトさん提案の、令和の時代は「OPEN子育て」O P E Nマインド・リソース・アップ!
完璧すぎなくていい、助けは求めていい、使えるものは使っていい。そして、自分は自分でいい。
これらには背中を押してもらえました。
自分の育休はもがき&勉強の時間。
もっと子供のことだけを充実させたかったという気持ちもありますが、これで良かったと今なら思います。
「令和ママ」は私の新たな武器のひとつとして、邁進していきたいと思います。
出典:復職後の子育てと育児への不安から職場復帰・復職に不安なママは96%。
https://kidsline.me/shufu/contents/382出典:育休の捉え方も様々。
https://woman-type.jp/wt/feature/16713/出典:令和ママという新たな時代の新たなママ像&OPEN子育て。
https://woman.excite.co.jp/reiwamama/
子育て本もたくさん読みました。
全てを参考にするのでなく、そこから自分がいいと思うことをゆるく実践。
子育てに100%専念できなかったからこそ、ゆるく向き合えているのかもしれません。
その中でも影響を受けた本はクリエーターの本棚でまた別途お伝えしたいと思います。
気づけば復職し早1ヶ月。
今までの不安が嘘のようにすんなり仕事ができている自分がいます。
職場では、ママでも妻でもなく自分の時間があります。
そんな環境があることや、家族をはじめ、職場、まわりの方々の協力に感謝です。
復職後のお話は、次回お話できればと思います。
経験全てが幸福への種。
これから育休に入る方、復職される方、不安なことがあるときは必ず同じように悩んでいる人がいます。その経験を経た人もたくさんいます。
一人一つの育休の時間、正解がないからこそ、自分らしい時間になることを願います。
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