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2021.09.27

浜松市の男女共同参画推進のための情報誌[ハーモニー]に掲載されました【特集:メディアとジェンダー】

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こんにちは。musuvime メンバーの中村です。

2021年2月、浜松市の男女共同参画推進のための情報誌[ハーモニー]No.27に、musuvimeのインタビュー記事が掲載されました。
昨年(2020年)10月、「メディアとジェンダー」をテーマにインタビューを受けました。この難しいテーマと向き合うことで改めて考えることが多く、また取材を受ける中でも勉強になることばかりでした。このような機会をいただき大変感謝しております。
冊子の簡単なご紹介や、テーマに向き合っての感想などを書いていきたいと思います。

 

 

大人になって知ったジェンダー視点

 

最近「ジェンダー」問題に関するニュースを耳にすることが増えました。
50年前の1970年代から言われはじめていたそうですが、私が子どもの頃の教育過程ではあまり耳にすることがありませんでした。そういえば、女性は家庭科、男子は技術と授業も別々でした。

社会人1年目、私が広告制作に携わり始めた2002年の頃、看護士(男性)、看護婦(女性)の呼び名が「看護師」に統一されました。当時、「男女共同参画」「人権」「次世代法」に関する広報誌に携わることで、「男女の役割について」「決めつけ」「固定観念」といったジェンダーに関する問題を知りました。

今まで当たり前に感じていたことが問題だったことを知り「それはおかしなことだ!」と、自分や世間の思い込みの逆へ逆へとすべての表現を変えていました。育児や家事のイラストに男性を使ったり、野球で遊ぶ子どもを女の子にしてみたり、お茶くみの社員を男性にしたり。。。すべては「固定観念」がいけない、小さな頃からの意識が大事!と奮起していました。
ですが、今思えばその表現のすべてが正解だったのかどうかわかりません。いろいろな視点で物事を考える必要性を理解せずに、表現だけが先行していた部分もあったのかもしれません。
当時、環境に恵まれていたのか鈍感だったのか、実生活ではさほど困ったこともなく、まわりで口にする人もいないため、広告制作以外でジェンダー問題を強く意識することは少なかったと思います。 

 

根強い「男女の役割分担」にモヤモヤ

 

私の場合、「ジェンダー」問題、特に「男女の役割分担」について実感したのは、結婚・出産をしてからです。

共働き、夫婦で協力ということが当たり前になってきた世の中ですが、一般的には家事や育児で女性の比重が高いのは変わりません。(働く女性の家事時間は男性の2倍以上だそうです)
よくある男性側の「妻がやるもの」といった意識は問題外ですが、同じ女性の意識・言葉に引っかかることがよくあります。

男性の家事比重が高いと「旦那さんエライね」自然に出てくる褒め言葉。
学校行事に父親だけが参加している家庭を見かけると「奥さんは?」。

共働き家庭が増えましたが、女性は早く帰って「育児」「家事」をする家庭が多いですし、また自分も含め母親が家事をすることが当たり前で育ってきた世代、無意識にこのような言葉を口にしています。

反面、最近は家事や育児のCMの大半が男性を主役に描いていたり、実際に育児や家事に積極的な男性はたくさんいるとも感じています。一緒に働いている男性社員の皆さんは、時間が許せば積極的に家事育児に参画しているようです。ただ、男性は女性より仕事をする時間が長くなっているのが現実。女性と同じように子育てや家事をしたいと思っていても時間的にできないのが今の現実社会。

女性活躍推進として、女性が両立のために働きやすい制度が充実している企業はたくさんありますが、おそらく男性も同じように使える企業は多くないかと思います。制度があっても雰囲気的に使いにくいのはよく耳にします。男女関係なくワークライフバランスが整えられるためには、女性のキャリアアップが必要。「女性活躍推進」「働き方改革」「ジェンダー問題」考えれば考えるほど、ぐるぐるぐるぐる。。。。何から変わればいいの?と混乱してしまいます。

 

もう固定観念を再生産したくない!

 

社会の仕組みをすぐに変えるのは難しいけれど、自分たちにできることもあります。
「固定観念を再生産」しないこと。

私たちの仕事、広告表現の中でもそうですし、親として子どもに間違ったことを植え付けないことも大事だなと思います。

たくさんの炎上広告を見ている中で、「これはダメだよ!」と感じたものの他に「こういう捉え方もあるんだな」「これもダメなの?」というものもありました。
広告表現では、自分の偏った知識や感性だけを頼りにしては本当に危険だと思いました。自分の経験なんてほんの少し、たくさんの受け止められ方があることを理解した上で制作に携わっていかなければいけないと改めて感じました。

また、まっさらな子どもに「固定観念」を植え付けちゃダメだと頭では分かっているはずなのに、育児の中で実際に実行するのはなかなか難しいです。言葉遣いや姿勢が悪い時に「女の子なのに。。。(あっ、いけない!)」とついつい聞き覚えのあるフレーズを使ってしまいそうになります。こうやって、メディア・親から子へ〜再生産し続けてしまうのかと。。。大人の責任は重大です。
「ついつい使いたくなるお決まりフレーズ」を上書きできるような、新しい言葉を作って広めていけたらいいですね。

今回の「ハーモニー」では、メディアとジェンダーの問題をとても分かりやすく説明してくれています。若い世代の方の意見も掲載され、興味深く読ませていただきました。

web版はこちらです。ぜひご覧ください。 ↓

 

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