2021.12.27
こんにちは、デザイナーの辻です。
musuvime(むすびめ)メンバーが各々のおすすめの本を紹介していくコーナー「女性クリエイターの本棚」第3回目。
今回は、私のおすすめの本を紹介させていただきます。
デザインって難しいですよね?
いきなりすみません…。クロスデバイスに新卒として入社して早3年。もうそろそろ新米という言葉に甘えていられなくなり、非常に厳しい状況です。デザインという名の大迷宮で雄叫びをあげながら、死に物狂いで案件に挑む日々を過ごしています。
そんな私が今回おすすめする本は、
「けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本」
「ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本」
「あたらしい、あしらい。あしらいに着目したデザインレイアウトの本」
のシリーズ3冊です!
駆け出しのデザイナーには思いつかないレイアウトを提案してくれる一冊です。ちょっとのことで劇的にデザインを変化させてしまう余白は深いですね。「ちょっとのこと」が難しい。
あらゆるジャンルのデザインの作例が紹介されているため、読んでいてとても勉強になります。フォント名やカラーコードが明記してあり、自分が使おうと思う際にも迷いなく選ぶことができます。
「キッチリ」を崩すための「ぬけ感」を表現するためのポイントなど、様々な細かなテクニックをわかりやすく言語化してくれているため、自分のデザインがしっくりこない理由をあしらいを起点に論理的に分析できる一冊です。
新米デザイナーのいまいちさんのデザインを、ベテランデザイナーのしゅっと先輩が校正して、より良いデザインに変えていくという内容です。NGデザインをOKデザインに変える技が凝縮されています。
いまいちさんに共感しながら、実践的なデザインの技術を学ぶことができるという点が一番のおすすめポイントです。例としてあげられているデザインで使用しているフォントやカラーコードが記載されているため、参考として応用しやすく実用的です。さらに、デザイン例がテイストや用途別に分けられているという優しい仕様になっています。自分の求めているヒントが見つけやすくてとても助かっています。
デザイナーとして実際に働き始めて改めて、最適なデザインを生み出すためにはたくさんの引き出しが必要であるということを実感しています。良いデザインにどれだけ出会い、どれだけ知識としてインプットし、さらには自分の技術としてアウトプットできるかが良いデザイナーへの第一歩である気がします。
もしデザインしている最中に迷子になったら、今回ご紹介した本を読んでみてはいかがでしょうか?
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