Topics
トピックス
INTERVIEW

2023.08.03

テレビ・ラジオからイベント司会など幅広く活動するアナウンサーグループ「はままつアナウンス倶楽部様」 × musuvime【意見交換会】


全国の女性クリエイティブユニットの皆様と繋がりを持ちたい、お話を聞いてみたいとの考えから始まった意見交換会。5回目の今回は、地元浜松のグループの皆様です。


以前からナレーション等のお仕事でご一緒させていただき、お付き合いのあった「はままつアナウンス倶楽部様」にお声がけさせていただきました。代表の白井康子さんから「直接お会いして」とご提案いただき、今回はオンラインではなく、初の対面式でのディスカッションが叶いました。白井さんはじめ、二村美里さん、亀井和美さんと、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
 

 

「はままつアナウンス倶楽部様」ご紹介


浜松市を拠点に、テレビやラジオ、イベントの司会など幅広く活動するアナウンサーグループです。式典、神事、会議、パーティー、コンサート、発表会、披露宴などあらゆる司会を、台本作成から行います。ラジオ番組・ラジオドラマ制作、ナレーション、CM、場内アナウンス、店内アナウンスなどの録音。話し方、プレゼンテーション、社員教育などの講師・講演、朗読劇の上演も行っています。
また、アナウンススクールも開講中です。司会者・アナウンサーを目指す方はもちろん、自己紹介でドキドキしたくない、就活中だけど面接が心配、自信を持ってプレゼンテーションしたい、など「ことば」について不安を持つ方にまで、幅広く指導を行います。一人一人の目標に沿った「ことば」を学べる場となっています。二村さん、亀井さんはじめ、メンバーの皆様もアナウンススクールの卒業生だそうです。

出典:有限会社アナウンスクラブ

MC派遣・ナレーション制作・企業研修・スクール運営など

はままつアナウンス倶楽部


コロナ禍を経て、再始動!


お仕事上のお付き合いはあったものの、実は直接お会いするのは今回が初めてのことでした。
いつものディスカッションの流れですと、まずmusuvime(むすびめ)の概要をお話しするところなのですが、やっとお会いすることができましたので、互いのコロナ禍3年間の活動状況や近況などをお話ししました。


はままつアナウンス倶楽部様は、まず何と言ってもイベントの中止による影響を強く受け、司会の仕事が激減されたそうです。ようやく、イベント開催も以前に近い状態に戻り、これからの再始動に気合をみなぎらせていらっしゃいます。その他の変化としては、動画の仕事が多くなってきたということです。

私たち、musuvimeの発足が2019年の暮れ。立ち上げすぐにコロナ禍に突入したことで当初計画していたことが、ほとんどできなくなり、試行錯誤しながらの活動スタートになりました。運営会社のクロスデバイスもイベントの仕事が軒並み中止。大きな打撃を受けました。この期間は主に、独自サービスの開発や認知向上などに力を入れてきました。

オンライン会議が一気に普及したことで、メンバー間のコミュニケーションが高まったり、県外のユニットの皆さんと繋がることができたのは良い変化でした。

とはいえ、やはり対面でお話しできるのは、とても嬉しいことです。
同じ空間にいて細かい表情が見えるというのは意思疎通がしやすいですし、やっぱり安心感がありますね。


マイクの使い方がプレゼンを変える

 

アナウンサーの方とじっくりお話をする機会は、初めてでしたので勉強になることばかりでした。
司会進行やプレゼンの仕方などをアドバイスすることも多々あるそうです。

代表の白井さんが「マイクの使い方をみんなに教えたい!」と力強くお話しされたのが印象的です。
話し方以前に気をつけたいポイントなんですね。マイクの使い方で、確実に差がつくそうですよ!
少しだけポイントを教えていただきました。

ポイント1:マイクテストで絶対にマイクを叩かない
マイクを叩く。。よく見かける光景です。
「マイクは、精密機械ですので大切に使いましょう」とのこと。
プロの方に言われないと、なかなか気がつかないことかもしれません。

ポイント2:マイクは手に持ってギリギリまで口元に近づける
用意されているほとんどのマイクは「単一指向性」というもので、狭い範囲でしか音を拾わないそうです。
確かに聞こえなければ、どんな素敵な話し方でも意味がなくなってしまいますね。

「叩かない」「近づける」

私もこの2つの言葉を、よく覚えておきたいと思います。

声へのこだわり「プロ」の仕事を届けたい

 

「声」の仕事は、誰でもできる仕事だと思われているのが残念だとおっしゃる白井さん。
(そんなことはないです。とても真似できません!と思ったのですが)

例えば、SNSや企業サイトでの動画制作でナレーションを入れたい場面があっても、企業内で行うケースが多いそうです。声は多くの人が出せるため、「声」にコストをかけないことがほとんどのようです。

また、最近ではSNSで投稿されているような、あえて素人感を求める傾向があるため、アナウンサーぽくない喋り方を希望されることが増えているそうです。このような背景もあり、素人でもできるだろうと思われてしまうのだということです。

「素人感 = 素人が話す」と思われる方がほとんどですが、落とし穴が!

緊張して棒読みになったり、イメージする「素人感」とはかけ離れる場合が少なくないそうです。
動画は素晴らしいのに「声」で残念な作品になってしまったり、結局はプロに依頼し直すケースも!

アナウンサーの場合、声の高低差で調整し、皆さんがイメージする「素人感」を演出することが可能なのです。

はままつアナウンス倶楽部様は「いいものを作りたい」という思いが強く、プロだからできる良さを届ける努力をされています。例えば、ナレーションなどのお仕事で「文字数」を基準に価格設定をしているサービスが多いですが、同じような形式はとっていないそうです。制限があっては、本当に求められているものが作れるかどうか疑問だからです。

AIの進化もあり、デザインやライティングなどでも、同じように「誰でもできる」と思われてしまうことが今後も増えてくると思います。プロに頼むことの良さ、違いを体感していただけるよう、私たちも誇りを持って仕事をしていきたいと思いました。

 

シェアオフィスの活用で新しい出会い

 

はままつアナウンス倶楽部様は現在、浜松いわた信用金庫が運営する「FUSE(フューズ)」というシェアオフィスを活用されています。起業家や新事業展開を目指す事業者などチャレンジ精神を持った人たちが集う施設です。
今回、私たちもFUSEのミーティングルームにお伺いさせていただきました。
木の雰囲気がとってもおしゃれなオフィスでした。施設内全体がポジティブなエネルギーであふれている印象でとても刺激を受けました。

FUSEでは、スタッフの浜松いわた信用金庫の方に気軽に相談したり、他の企業の皆さんとの交流も盛んで、とても勉強になる場所だということです。
普段、会うことが難しいお仕事の方も同じフロアにいて、お話しすることも!
新しいつながりがたくさん生まれ、楽しくお仕事されている様子がうかがえます。

企業のイベントとして講演や勉強会の開催も行われているようです。
アナウンス倶楽部様がオープンスペースで朗読会を開催した際、他の企業の方が自然と準備を手伝ってくれたことには大変感動したそうです。

 

出典:FUSE 浜松いわた信用金庫

起業家や経営者、新規事業開発チーム、企業内起業家や第二創業者など、事業を立ち上げようとするすべての人が、試行錯誤を繰り返しながらカタチにしていくために必要な設備、環境、コミュニティ。

FUSE Co-startup Space & Community


「はままつアナウンス倶楽部様」 ×「musuvime」のこれから


初めての対面に緊張していましたが、皆さんがとても気さくにお話しくださり、自然とお話しすることができました。私のトンチンカンな質問や拙い話にも、気持ちのいい相槌やご返答をいただけますし、声の出し方や話し方が素晴らしく、始終心地の良い時間を過ごさせていただきました。姿勢良く目線をしっかりと合わせてお話しされている様子に、こちらも背筋がピンと伸びました。

言葉の選び方やお話のされ方はもちろんのこと、話を聞く姿勢や表情までとても勉強になりました。

白井さんから「嬉しいことを言ってくれる」「活力になる」とおっしゃっていただきましたが、その言葉に私の方が何倍も活力をいただいたと思います。

職種は違いますが、女性クリエイティブチームという共通点から、結ばせていただいた今回のご縁。
ビジネス面での相互連携など今後も繋がっていけたらうれしいです。

  動画ナレーション
  PR動画アテレコ
  インタビュアー
  イベントでの司会・進行
  セミナー講師

などなど!
勝手ながら様々な展開イメージを構想しています。

改めて、貴重なお時間をいただきありがとうございます。
共創パートナーとして今後ともよろしくお願いいたします。


制作依頼、お見積、パートナー志望など
お気軽にお問い合わせください。

メンバー募集について

musuvimeでは対応領域拡大のため、
プロデューサー、ディレクター、Webデザイナー
動画クリエイターの方を募集しています。

CONTACT
  • facebook
  • instagram
東京本社
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-10-1 平富ビル6F
浜松オフィス
〒431-3122 静岡県浜松市中央区有玉南町1858
©Musuvime Communication Creates