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「いまここ浜松。いまこそ演劇。」学生主体の「第1回浜松なつやすみ演劇祭」取材レポート

こんにちは!学生ライターのこゆきです。
今回は、私が実際に参加した「第1回浜松なつやすみ演劇祭」をご紹介します。
以前、私が所属している舞台芸術創作サークル「aiR18」について紹介した記事もありますので、そちらも併せてご一読いただけると嬉しいです。

学生が主体で創り上げる「浜松なつやすみ演劇祭」

2026年8月26日、浜松市浜北文化センターにて「第1回浜松なつやすみ演劇祭」が開催されました。
今回、私はaiR18の部員としてこの演劇祭に参加しました。

このイベントは学生が主体となり、実行委員もすべて学生で構成されています。
どのような想いで開催に至ったのか、実行委員長の後藤綾介さんと副実行委員長の佐野雄飛さんにお話を伺いました。

浜松なつやすみ演劇祭 実行委員インタビュー

こゆき:まず初めに、なぜこの『浜松なつやすみ演劇祭』を開催しようと思ったのか、お聞かせいただけますか?

後藤さん:静岡大学や静岡文化芸術大学に演劇サークル自体はあるのですが、大学同士の相互交流があまりなくて。
大学内での交流すら少ないのに、高校生となるとほとんど交流がない状態でした。
浜松には演劇に取り組む学生がたくさんいるのに、交流できる場がないのは勿体ないなと。
それなら『浜松で学生が演劇を通じて交流できる場を自分たちで作ったら楽しそうだな』と思い、開催を決めました。

こゆき:ありがとうございます。
今回の演劇祭を開催するにあたり、補助金を受け取られたと伺いました。
それについて詳しく教えていただけますか?

後藤さん:補助金については『令和8年はままつ文化創造チャレンジ事業費補助金』を活用させていただきました。
これは浜松市での文化芸術振興事業に対して交付されるものです。今回は浜松市の学生による文化芸術発展のための
イベントだったため、対象にあたると思いチャレンジしてみました。

こゆき:実行委員として大変だったのはどんな点でしょうか?

後藤さん:大変だったことは……正直『全部』ですね(笑)
とにかく手探りで進めていくこと自体が一番大変でした。
他の演劇祭で実行委員を経験してノウハウを持ち帰ったものの、
準備段階で『次に何をすればいいんだろう?』と悩む時期もありました。

こゆき:佐野さんはいかがですか?

佐野さん:僕も正直『全部』と言いたいところですが、強いて挙げるなら広報ですね。
SNSやWebサイト運営を担当したのですが、多くの人に見てもらうためには様々な工夫が必要でした。
毎日動画を投稿するなど、継続していく大変さを実感しました。

こゆき:おふたりのような実行委員の皆さんのご尽力があったからこそ、この演劇祭が開催できたのですね。
では、逆にやっていて楽しかったことは何ですか?

後藤さん:一番やって良かったと思えたのは、やっぱり本番当日です。
思い描いていた『学生同士の交流』の瞬間を目の当たりにできましたし、
『こうした貴重な機会を作ってくれてありがたい』という声を直接聞けたのが嬉しかったですね。

佐野さん:僕も一番は本番です。多くのお客さまが来てくださり、出演者の皆さんも演目を成し遂げてくれて、
イベントが滞りなく進行したこと自体がすごく楽しかったです。

後藤さん:あと、ふたりに共通して楽しかったのは司会進行を担当した時間です。
舞台袖から他団体の作品を観ることができました。正面からは見られない景色や新たな繋がりが
生まれた瞬間を間近で感じられて、『やって良かったな』と心から思いました。

佐野さん:そうですね。
僕たち自身も参加者の一人として、他団体の劇を楽しめたことが本当に良かったです。

こゆき:他に、読者の皆さんに伝えたいことはありますか?

後藤さん:次回開催についてですね。今後は高校生などの参加団体も増やして、
さらに世代を超えた交流を目指していきたいと考えています。

こゆき:ありがとうございました!

大きな舞台で演じる喜びと、広がる繋がりの輪

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インタビューの最後に、後藤さんから「こゆきさんの参加した感想も聞いてみたいです」と逆質問をいただきました。

こゆき:すごく楽しかったです!私は高校演劇の出身なのですが、
大学生になってからはホールのような大きな舞台で演じる機会がほとんどなくなってしまって……。
久しぶりに大きな会場で公演ができたことが本当に嬉しかったです。
また、他大学の方々と交流でき、市内で演劇に励む仲間の存在を知る良いきっかけになりました。

後藤さん:そう言ってもらえると嬉しいです。
実は僕も高校演劇出身で、大学に入ってから大きな劇場で演劇をする機会が減ってしまったと感じていました。
そもそも高校演劇を未経験の方は、大きな会場で演じる機会すらありません。
だからこそ、そうした経験ができる場を作りたいと思い、会場選びにはこだわって浜北文化センターを選びました。

演劇を通じて生まれた繋がりを、未来へ

実際に演劇祭に参加して、改めて「演劇を通じて人とつながること」の楽しさを実感しました。
今回生まれた繋がりが、これからどのように広がっていくのか。
増えていく仲間とともに、第2回、第3回と続いていく「浜松なつやすみ演劇祭」の未来が今から楽しみです。

Information 浜松なつやすみ演劇祭
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文:学生ライター こゆき(静岡文化芸術大学)