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2022.04.22

【開発ストーリー 第3弾】VRで旅行の擬似体験「空飛ぶ魔法のほうき」世界観のストーリー動画ができるまで

 

musuvime(むすびめ)メンバー、プログラマーの鈴木です。

「空飛ぶ魔法のほうき」開発ストーリー第3弾として、世界観のストーリー・キービジュアル・ストーリー動画ができるまでをご紹介したいと思います。
体験型VR「空飛ぶ魔法のほうき」サービス詳細についてはこちら

 

 

世界観を確定させるために

 

ロゴマークも決まり、キービジュアルを作成する段階で、世界観を示す裏付けストーリーが必要となりました。
「某アニメ映画の冒頭の景色をVRで観てみたい!」ということしか考えていなかった私には、なかなか新しい案が浮かびませんでした。
そこで、メンバーの力を借りるため、ストーリー作りのブレストを開催することにしました。
ターゲットは、子ども連れの家族をメインに考え、地域活性化等のイベントで体験してもらう想定です。

ストーリー作りについては、原案を考案した中村よりお話しいたします。

 

夢が膨らむストーリー作り

 

musuvimeメンバーの中村です。
ストーリーを考える上で、いただいたお題は ↓

中世ヨーロッパのような雰囲気と近未来のような雰囲気の融合。
時代もイメージも違う世界をどう繋げていくか。

趣旨を聞き、想像(妄想?)が、どんどん広がりました。
ネタ出しのつもりが、勢いに乗って最初から最後までがっつりストーリーができてしまいました。
走り書きした裏紙を持って、ストーリー作成のブレストにのぞみました。でも、話の流れ次第では封印するつもりでしたよ。(妄想を口にするのは恥ずかしいですしね。)MTGは、幸いなことに和やかなムード。「これなら!」と思い、落書きのようなメモを見せながら恐る恐るストーリーを披露しました。

意外にも話は盛り上がり、他のメンバーの皆さんからも、いろいろなアイデアが注入され、どんどんストーリーが膨らんでいきました。完成したものは、メンバーみんなで熱く語り合い、作り上げたストーリーです!

広がるプロジェクト!ストーリー動画制作へ

 

ストーリーも決まりキービジュアルも順調に進行する中、作成したビジュアルにナレーションをつけることになりました。イントロ部分で利用者にストーリーを円滑に説明するためです。概要文はできていましたが、キービジュアルやVR映像を作るための資料用。ナレーション用の原稿を作成する必要がありました。

ストーリーの全貌を短い言葉で伝えるのは難しく、長さを調整したり、設定を調整したり、メンバー間で何度も案を出し合いながらようやく完成しました。静かな説明口調で始まり、途中でやんちゃなセリフ口調に変わる2部構成。ワクワクした気持ちで、VRの旅に出かけられるよう工夫しました。

ほっとしたのも束の間、ここでまた新たなミッションが追加!
一枚のキービジュアルでストーリーを伝えるのは難しく、ナレーションのテンポに合わせたストーリー動画を作成することになったのです。(結果的にこれがすごくいい!)

動画制作の工程については、キービジュアル/動画作成者の藤井にバトンタッチいたしますが、そろそろ、どんなストーリーか気になりますよね。まずは完成したストーリー動画をご覧ください。

 

 

細部までこだわったビジュアル作り

 

musuvimeメンバーの藤井です。ロゴ作成に続きキービジュアルの制作に入りました。

中世ヨーロッパと近未来、相反するイメージを組み合わせた世界観作り。重厚感のあるビジュアル作りを心がけ、細部までこだわりながら写真やイラストの加工を行いました。通常の業務ではなかなか携わることのなかったテイスト感、とても楽しい制作時間となりました。

キービジュアルを作成後、ストーリー動画を作ることになりました。まずは、ナレーション用の文章に合わせて絵コンテ作りを行いました。

動画用に追加のビジュアルを11枚制作。キャラクターについては、イラスト作成から行いました。重厚感のある背景に溶け込ませるのが一苦労!影の付け方、髪の毛一本一本の素材感までこだわりました。

 

夢中になって試行錯誤した動画制作

 

実は簡単な動画作りの経験はあったものの、本格的に作るのは今回が初めてでした。
使用した動画編集ソフトは、「Adobe After Effects(アフターエフェクツ)」と「Adobe Premiere Pro(プレミアムプロ)」。参考サイトや本を読みながら勉強、試行錯誤しながらの制作でした。

花びらが舞ったり、光を散りばめたパーティクルには、本当に苦労しました。がんばった甲斐があり、動画全体にいいアクセントをつけられたと思います。


続いて動画に音楽(BGM)を入れていきます。映像は静かなシーンから始まり、ワクワクしたシーンに繋がっていきます。音楽も合わせて切り替えますが、1曲目と2曲目が乖離しすぎない、自然な流れで繋がるよう曲選びに苦労しました。子どもが楽しめることが大前提のため、実際に子どもたちの意見を聞いたりもしました。映像と音楽がパッチっと合わさる瞬間がうれしく、大変ながらも楽しい作業でした。

さらに、ナレーションを入れていきます。セリフ部分に関して、ナレーターの方から「女の子」と「男の子」2つの声バージョンをいただきました。ビジュアルでは女の子をイメージして作成したのですが、音楽にぴったり合った「男の子」バージョンを採用させていただきました。

動画作りは、調べながらで時間もかかりましたが、どの工程も楽しく夢中になれました。

 

次回予告

 

メンバーが協力し合い、素敵な展開になってきました。
次回は、利用者さんがVR体験をするために必要不可欠な「ほうき」についてお話しさせていただきます。
こちらの工程は、初めてのことだらけ!どうなる?空飛ぶ魔法のほうき!!お楽しみに!

その他の「空飛ぶ魔法のほうき」開発ストーリーはこちらからご覧ください。

 

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